個人事業主からオンラインショッピングを始めて、商品の仕入れや出荷業務も多くなり、在庫スペースの確保、パート・アルバイトを雇って物流業務をおこなうのも検討しているが、物流会社に一度アウトシーシングの相談もさせて貰った。
しかし、物流会社からみたら現状の規模(取扱量)が少ないとのことで、見積もりをいただくことができなかった。ならびにどこの物流会社へ相談して良いかもわからない。とお聞きすることがあります。
当社はもともと友人が同じような悩みからスタートした企業なので、このような悩みを持ってられる事業主の方を集めれば良いのではとの発想から事業を始めております。ですので、企業の大小関係なく物流サービスを提供しております。
在庫量も「折り畳みコンテナ」程度の在庫からお預かりし、商品の発送をおこなわせていただいております。
この程度の折り畳みコンテナ(60L)程度の在庫量からでも物流サービスを提供しております。
オンラインショップで事業をおこなっていると卸販売と違い、個人顧客への小口出荷となります。
卸売と違い一括納品では無いので、細かな物流仕様が必要となります。特にオンラインショッピングとロジスティックのサービスは切っても切れない関係です。いまや当日配送、翌日配送は当たり前の時代となり、商品を注文してから納品まで時間を要すると注文のキャンセルや購買に繋がらないことは、ご自身が注文しても感じることと思います。
物流サービスとは大きく分類しても、商品の入荷業務、在庫保管(管理)、商品検査業務、流通加工業務、出荷業務、配送(宅配便|代金回収)、このような業務をお客様と連携をする為の事務管理業務と様々な業務がございます。
入荷業務は、お客様が製造や仕入れをされた商品を物流センターに納品していただきます。
- お客様からどのような商品が、いつ、どのような車両で、何ケース、何個納品されるかの事前情報を提供いただきます。(JAN-CDや商品名を含めて)
海外からの入荷の場合は、ご指定のフォアダー会社と情報連携をいたします。 - 商品が物流センターに到着したら、車両からの商品の荷下ろし、事前情報の商品と数量が正しく納品されたかのチェック(数量検品)及び商品破損などのダメージ(不良品)がないかのチェック(商品検品)を行います。
- 在庫保管場所へ在庫を移動し、入庫(在庫計上)を行います。
- 在庫計上のご連絡、入荷された商品が正しく事前情報と間違いなく入庫したかのご連絡をいたします。不良品があった場合も同じく報告を行います。
在庫管理は、入庫された商品を商品別に保管エリアで管理をいたします。
- 商品別(SKU:単品)に在庫エリアで保管をいたします。
- 既に在庫が存在する商品が追加で入庫した場合は、同じ場所に補充をさせていただきます。
- 在庫数量の更新を行い、どこに在庫を保管したのか、倉庫内の各在庫のロケーション(住所:番地)を登録します。
商品の検査業務、流通加工業務ですが、販売先からさまざま指定があります。
- 検査業務であれば、お客様の検査依頼項目にそって、
- 事前に商品が動くかの通電テスト
- 商品に見た目で判断できないような不良は無いかなどの検査チェック
- アパレルや靴であれば、検針やX線での検査、縫製やサイズチェック
を実施します。
- 流通加工業務
- 商品を単品から何個セットのようなセット組み、複数の商品を合わせて一つの商品にする場合など
- 商品へのラベル付け、商品コード(JAN-CD)の添付(アマゾンの専用商品コードなど)
取引先の仕様に合わせて対応します。 - 出荷前にラッピング梱包(プレゼント用にラッピング梱包)
お客様によって、その他様々な検査、流通加工仕様がございますので、その仕様にそって業務を行わせていただきます。
出荷業務・配送業務ですが、お客様によって様々出荷依頼方法がございます。
- 出荷業務
- 出荷依頼ですが、午前中までに出荷指示をいただきましたら基本的に当日出荷をさせていただきております。
・オンラインショッピングサイトで受注されたデータをお送りいただき、そのデータを基に出荷データを作成いたします。
・一部のお客様ですが、ショッピングサイトの管理画面にアクセス可能なIDを提供いただき、当社にて受注確定データをダウンロードし出荷作業をさせていただいております。 - 受注データを取り込み、
・ピッキングリスト(出荷明細帳票)、ラッピング指示も含め
・納品書発行、納品伝票作成(卸先指定の伝票)
・専用ラベル作成(アマゾンなど)
・送り状作成
上記の各帳票類を作成し、物流現場で商品のピッキング、梱包(納品書同梱・チラシも含め)、ラッキング、専用ラベル・送り状の添付、出荷検品などの作業を行い、ご依頼の出荷業務をおこなっております。 - 在庫の調整
・上記の出荷検品を行うことで、在庫が引き落しとなります。
- 配送業務
- こちらは基本的に佐川急便を利用して配送をおこなっております。
・夕方に佐川急便の車両が集荷に来ますので、佐川急便に出荷の荷物をお渡しします。
・佐川急便の送状作成データを佐川急便に転送し、送状データと渡した荷物をマッチングした上で、貨物追跡に反映をされます。 - 発番した送状Noをお知らせします。
・お客様には、出荷完了データ(送状番号を含む)をお送りします。
・ショッピングサイトでは、管理画面からこの出荷完了データを取り込み、売上確定、お客様への出荷報告メールが配信される仕組みが多いです。 - 販売顧客の不在連絡
・購入顧客がご不在で商品のお届けが出来なかったことが数回発生しましたら佐川急便から連絡が入りますので、その状況をお知らせさせていだだきます。
・受取拒否も同じとなります。
上記のような購買顧客へのご連絡は、御社にておこなっていただいております。 - 代引き回収については、お客様にて佐川フィナンシャルに登録をいただく必要がございます。
このよな物流業務の流れは、基本的な流れとなりますので、お客様の販売方法などに合わせて業務を行わせていただきます。
まずは、現在の業務内容を確認をさせていただき、物流仕様や設計をさせていただきますので、小規模であってもなんなりとご相談ください。